ようこそ!ここでは「PAC分析によるe−Counseling(Trial)」の体験ができます。
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本来のカウンセリングは、クライエントとカウンセラーが対面した状況で行われるものです。そうした大前提は、その場に両者が居合わせることで細かい表情の変化や、言語化できない仕草なども含めて為される、お互いのメッセージ交換が重要な意味をもつからであります。 |
< 概略(手順番号のクリックで詳述) >
手順1 双方でインスタントメッセンジャー(ビデオチャット、テレビ会議)を起動させます。
利用するソフトには、Skype Netmeeting MSN
Messenger などがあります。
一方がクライエント(相談者)となり、もう一方がカウンセラーとなります。
さらに、それら双方のやり取りを記録しておいたり、同時に観察するようなスーパーバイザーが
関与する場合もあります。
手順2 PC上で専用ソフト(PAChelper)を起動し、PAC分析を実施します。
接続の仕方によって、カウンセラー側のPC上で行うか、ソフトをダウンロードしてクライエント側
で実行する場合の両方があります。ここでは、ソフトをダウンロードして実行する例で進めます。
上のリンクをクリックすると、「セキュリティの警告」がポップアップしてくる場合がありますが、
保存を選んで適当なフォルダを指定してダウンロードしてください。
プログラムの説明を読み、カウンセラーの案内にしたがいながら回答を進めていきます。
・保存用の名前は「半角英数字」で、反応(連想)語は「全角」で記入します。
・重要度順と類似度評定は、先頭の文字でドラッグ&ドロップをします。
・正負の評定は、該当のボタンをクリックします。
最後まで進むと、プログラムが置かれた同じフォルダに2種類のファイルが保存されます。
「*bun.txt」と「*rui.txt」のファイルがクライエント側PCに保存された場合は、カウンセラー側に
ファイル送信しておきます。
ファイルの実例 sample1bun.txt sample1rui.txt
手順3 樹形図(デンドログラム)を作成し、その図を見ながらインタビューをします。
デスクトップ共有ができると、リアルタイムで書き込み状況を双方で確認できます。
図表の作成にはMSエクセル(含プラグイン)、記録にはMSパワーポイントを使用しています。
ビデオカメラ(Webカメラ)でカウンセラー側のPC画面を映しながらコメントを記入することも可能です。
最終的に仕上がった図をファイル交換し、双方で確認します。
手順4 デンドログラムや会話、ビデオ画像などを記録として保管します。
記録資料は、今後の相談計画の立案や、カウンセリングの効果判定に用いられます。
クライエント側に残ったファイルは、削除するか記録用フォルダに保存します。
記録ファイルの実例(スライドの例) sample1.htm
開発中 「箱庭療法」と呼ばれる心理療法をバーチャルに展開できないかどうかを検討しています。
この仮想箱庭についての知見が集まってくるなら、遠隔地間での実施や、言葉に頼らなくて
もよい条件などから、利用の範囲は広がっていくものと予想されます。
ここに表示されている内容は、試作中のシステムの概略紹介です。 |