週金「室蘭読者会」のご案内 2012.10から
2018年12月の例会
12/8(土)18:30
室蘭市中小企業センター
(定例の第一土曜日ではないので注意。最寄り駅、東室蘭駅)
テーマ
振り向けば 目を伏せ恥じる 今年かな
戦争法廃止、立憲主義堅持、共謀罪反対、沖縄辺野古などについてあれこれ話し合いましょう
例会案内 日時 :
毎月第一土曜日の午後6時半から8時半ぐらいまで
場所 : 中小企業センター(室蘭市東町4−29−1)
費用 :
会場費の分担で一人100円
(月によっては、曜日が前後する場合があります)
2018年の室蘭読者会報告
1月 |
新年会例会に5名。お屠蘇気分の中で も、壊憲阻止で気は引き締まる。鱈の 煮物をつつきながら、誌面の感想披露。 忖度メディア特集のインタビューで、 ニュースキャスターを取り上げていた が、読者層を広げるためか。一般には 名が通っていても発言内容は薄っぺら に感じたと。映画評で取り上げる作品 が、簡単に観られなくて困ると。でもそ れが週刊金曜日らしさでは、と議論に。 櫻井よし子インタビューは、話が噛み合 っていない。こんな非論理性での改憲 主張か、と気づかせてくれたのは、週刊 金曜日のおかげ。読者を増やしつつ、 独自性も。困難でも加油。 |
2月 |
2月は4名。名護市長選挙の結果から 話が始まった。中央政府から真っ当な 地方財政支援を要求しただけの話で、 新基地建設に賛成したわけではない。 勝手な解釈をしたがる政権側の主張は 不当だと確認。石牟礼道子さんの訃報 に肩を落としたが、現役自衛官による 予防訴訟に対する高裁の差し戻し判決 には励まされる思い。モラロジーの学 校浸透には警戒すべし。高齢化問題も 経済低成長も予測できた課題なのに、 国政では先を読む対応が無い。国難だ 国防だと言うわりに、原発の危機は放 置という矛盾。水と空気の良さで若い 芸術家を呼び込む東川町など、身近な 実践が心強い。希望は今もあるぞ。 |
3月 |
3月は6名。嘘のデータを出して国会と 国民を騙すモラル欠落の行政府に立 腹。経済指標の基準を好き勝手に変え て目標達成だと言う厚顔ぶり。民主主 義を多数決と思い込んだ間違いに気づ いて、私たちは議論し合う場の価値を 高める必要がある。沖縄・石垣の市長 選挙で大量の期日前投票があった。記 事にあるように、不正な働きかけが疑 われる。どんな誘いがあっても、責任 ある投票ができる主権者教育こそが大 事だ。アベ政治から教育を取り戻そう。 |
4月 |
4月は6名。糞土師の話題でしばらく体験 談などを披露。ゴビ・タクラマカン砂漠など では、観光土産物屋の裏手は脱糞の残骸 だらけだった、と体験者の話。地中の分解 者にどう頑張ってもらうべきか。3000万人 署名集めで地域の労組を回ると、政治的 主張だからと拒まれた体験談。憲法遵守 をこそこそ訴えるしかないとは、倒錯の世 界だ。 3/23の松浦武四郎記事は、北海道 には身近だ。負の歴史に自覚的であるべ し。 3/16の廣瀬純編集記事、傍観者的叙 述にも読めた。民主主義って大切ですか、 の問いは、弾圧者も言いそうだ。使い勝手 が悪くても、道具では無いので民主主義を 手放すわけにはいかない。 |
5月 |
5月は6名。キャンプシュワブ前での座
り込みについて報告。予定数を超す人数
が集まり工事に抗議。排除側も大量の人
員投入。警備車両で表現の自由を押し込
める憲法番外地。本土報道は少ない。自
覚して沖縄と連帯しよう。蓮池さん記事
の怒りに共感。アベ政治の酷薄さを断罪。
憲法特集は読み応えあり。地方に屹立9
条の碑まぶしい。心を変えない教員の宣
言に連帯。憤怒と静謐は圧巻。纐纈氏の
半島分断記事で四・三事件も読みたかっ
た。マスコミに直接抗議すべし、と実践
例披露。
|
6月 |
6月は5名で、ちょっと寂しい。新しい参
加者を待っています。お気軽に。新潟県知
事選にも取り沙汰された露骨な利益誘導に
ついて。名護市長選でも聞こえて来た。自
分が得すれば他に迷惑が及んでも気にしな
い、という人が増えたのか。加計獣医学部
の倍率も不思議。なぜ集まるのか。論理性
無視の選択は、考えない国民養成の成果か
? 1185号の長沼氏記事。 4・3事件をよく
書いてくれたと、感謝の感想あり。巻末の
編集者一言で、成澤氏片岡氏の文が読ませ
る、と共感の声あり。アベ政治の外交無策
はもっと問題視すべし。
|
7月 |
7月は5名。新メンバーの参加をこれま
でにも増して熱烈待望中。室蘭の夏は、
戦中の艦砲射撃を思い出す季節。例年、
犠牲者の慰霊と不戦の誓いを新たにする
が、今年は朝鮮からの訓練生が事故死し
て「産業戦士」と担ぎ上げられた当時の
写真が見つかり、話題に。身近な戦争記
憶は、若い世代に伝え続けて土地の歴史
にすべき。他の話題には、オウム真理教
関連死刑執行の唐突さ、水素社会特集と
関連する室蘭市の施策への疑問、こそこ
そ国会を通す悪法の数々。水道民営化や
種子法などは裏口承認でしかない。文科
局長と東京医科大の裏口関係も醜悪。黒
い巨塔特集を、これと早とちりしてし
まった。悪をはびこらせる悪政を断つし
かない。
|
8月 |
8月は5名。地域の話題で情報交換。自主映 画の作品紹介や、大学で開催された平和シ ンポジウムなどについて。地道な取り組みこ そが大事。記事では、1195号の刑務所写真 展と死刑存廃議論に注目。グローバル化な どの言葉が行き交うが古い考えがはびこっ ている。1193号の暴力団と現首相の関係は 噴飯物。ボクシングの会長は不明朗関係を 認め、辞めるだけ潔い。あらゆる組織が政 権と相似形の忖度まみれ。見てくれだけで は信用できない。台所事情や記事盗用を明 かす紙面作りに応援の声あり。 |
9月 |
9月は5名。自主上映会「モリのいる場所」
鑑賞の感想で会合開始。多様な解釈が可
能であることを楽しめる余裕が大事なり。
自民党総裁選に関わる非民主的な動向に
各自が義憤の発言。戦後に積み重ねて来
たはずの民主的仕組みが、一人の破壊者
によって崩れかけるとは。見せかけではな
い再構築が必要、と自戒。敗戦特集「主語
のない慰霊文」、米騒動「女一揆」という
視点に考えさせられた。身近では高齢者の
集いで唱歌を歌い合う。軍国調歌詞を誉
めるような発言を講師が口にする。民主
主義は民の情感から腐り出すのかもしれ
ない。福沢諭吉の狂乱ぶりにも注目が必
要だ。
|
10月 |
10月は5名。沖縄の戦没者追悼式での相良 倫子さんの詩に心が震えたと。中学生の言 葉が重く響き、政治家の口先から出る「真摯 に丁寧に」が軽すぎてめまいを覚える。沖縄 新知事に玉城氏就任、本当に良かった。意 味ある言葉が社会を変える。明示された民意 に添うことこそが政治だ。編集体制の変更に ついて疑問の声百出。佐高氏の存在を、読者 は金曜日の看板の一つと感じていたが、編集 委員辞任は理解し難い。風速計で氏が述べ た「他では通用しないレベル」の記事とは何を 指すのか。置いてけぼりにされた感じで、読者 は戸惑いをつぶやき合うしかなかった。 |
11月 |
11月は用事があって間に合わなかった人 がいて参加は3名。誌面の話題や地域の 話題で雑談風に話し合いました。道理が 通る時代にしていきましょう。 |
12月 |
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2017年の室蘭読者会報告
1月 |
新年1月の例会は、5名でした。冒頭フェイ クニュースに踊らせられる現実を、どう見る かで議論。政府広報規模が100億円とかで、 マスコミは政府の歓心を買うためには事実は 二の次と思うのか。米国を笑えず、自国批判 も広がらず。紙メディアでも孤軍奮闘は週金 ぐらいか。纐纈厚さん記事は読み応えあり。 高度成長期が戦争総括を曖昧にさせた、との 意見。結果として民主主義は定着せずに今日 へ。今すぐ民主化を始めよう。 |
2月 |
3月は特にテーマをしぼらずに、時事 問題を誌面から取り上げる予定です。 ざわつく世界を見通す、冷静な目を養 うことにしましょう。2月は、憲法と 退位問題にからんだ歴史を話題に。古 事記・日本書紀をそのまま信じたり、 そのまま教え込もうという人びとには、 どんな議論ができるのだろうか。皆と 一緒になりたがることと、皆を一緒に まとめたがることの胡散臭さ、などを 話し合いました。法政大学の軍事研究 拒否を、他の大学も見習ってほしい。 ネット社会対談からは、自分が好むも のだけしか見ない人ばかりになってい る怖さが話題に。自らも反省しつつ。 |
3月 |
3月例会は5名。気になった記事や話 題を相互に披露して議論。戦前回帰小 学校への行政による便宜供与。政治家 関与がなくても大問題。行政庁が単独 でえこひいきをしたことになる。豊中 に続き今治にも腐臭が。腐敗政権が全 国各地を感染させるのか。消毒には、 真実スプレーを。3/3号の鳩山中島2氏 対談に注目。理念での政治に期待が募 る。野党共闘の核にできないか。GDPが 増えたなどの統計数値が怪しい。から くり解明記事待望。来月も自由テーマ。 |
4月 |
4月例会は6名。沖縄へ激励と共闘に 行った参加報告を拝聴。現地で生の話 を聞き座り込みも敢行。頑張ってくだ さいは他人任せにもなり得る。共に頑 張りましょうの気持ちを確認したとの 報告に一同納得。地元紙にも報告記事 が掲載された。誌面論議は、町内会と 行政からの押し付け、共助の胡散臭さ 問題、宮古島市議への言論封殺、自衛 隊タブーに要警戒、君が代浸透と銃剣 道など教育が先導する軍国化、共謀罪 を通さないために身近で危機感を共有 する方法、などなど心配事は尽きない わけで、議論し主張を続けなければ。 |
5月 |
5名参加。例会当日の昼に上映された 「太陽の蓋」について感想交流。無責任 体質が生々しい。言い訳巧者が出世す る現実が悔しい。誌面からは、国鉄解 体を「メザシの土光」でメディアが後 押しした経緯が腹立たしい。国民に支 配者目線を定着させたのかもしれない。 明治150年は、北海道では土地収奪 の歴史となる。囚人労働による道路工 事など、負の歴史は次世代に継承され ているか。承服できなければ訴え続け よう。マイナンバー不要も150年言 い続けよう。憲法守れも同断。 |
6月 | 6月の参加は5名。北海道での中国人 強制連行を墨描きの絵で表現した展示 会の感想交流。戦時の記憶は薄れがち。 歴史の事実を記録し継承すべき。つま み食いするような歴史改竄など論外。 身近な戦争体験を語り継ぐごう。誌面 からは、田中編集委員の加計問題を地 方創生政策から批判せよ、との主張は 理解する。しかし、今この時期にそれ を前面に出すと焦点拡散の心配もある と議論。共謀罪や国政私物化などに、 自分が困ると当事者意識をもたない人 が多い。どう語りかけていくか。自分 は一般人だと安心するより、主権者と しての自覚と行動を大事にしたい。 |
7月 |
7月5名。記事の感想を各自発言。ナベ ツネほめ殺し佐高氏、皮肉が効いて鋭い。 西川伸一氏政治時評の釜山総領事更迭 批判、政権のあくどさ露見。経済私考で 佐々木実氏が追及した竹中平蔵「ミニ独 立政府」発言は、国会での議論にするべ きだ。日本全体が独裁特区、忖度特区に なっている惨状に批判集中だ。朝鮮学校 連載は力作。差別や少数者圧迫の日常 化は、政治が理想を目指さなくなったから だ。女性装に思想性を読んだ。あるべき型 を押し付けたがる権力が、道徳で子どもを 操る。9月例会で、沖縄レポートの予定。 |
8月 | 8月参加5名。メンバーが関係する団 体の取り組み予定などを発表。10月に 恵庭事件を描く映画上映や、内モンゴ ルに高校生らと共に友好の旅をした報 告なども。若い世代に戦争の加害面や 強制連行の事実を継承することの重要 さと、難しさを実感。旅行中に劉暁波 氏の死去は話題にならず。見せたい物 だけを見せる情報操作は世界共通か? 9月は北島さんのミニ講演会。沖縄で の不当逮捕と正義の闘いについて語っ てもらいます。異論無き政治とか、官 僚原稿棒読みとか、議論を避けたがる 人がいますが、問答無用より討論上等 が民主主義で間違いなし。 |
9月 |
9月は拡大読者会として北島義久さんの 講演会。17名参加。「沖縄反基地闘争に かかわって、弾圧と闘いの現状」と題し た資料に基づき、自身が受けた見せしめ 的逮捕、黙秘で通した取り調べ、権力を 笠に着た裁判などが語られました。参加 者は熱心に耳を傾け、その不正義が横行 する沖縄の実態に強く心を動かされまし た。留置場での日常描写からは、沖縄の 人でも誤解があって、反基地闘争の支援 者は日当を受け取っているというデマが 信じられている事実が明かされました。 懇親会の場では、地域でもできる活動の 話題や、趣味の山登り談義にもなりまし た。健康第一、憲法も第一を確認しました。 |
10月 |
10月例会は4名。総選挙の話題で意見交 |
11月 |
11月例会は5名。地方での立憲主義実現に、 |
12月 |
12月例会は3名。誌面と地域の話題で 一年の振り返り。憲法実現期すべし。 |
2016年の室蘭読者会報告
1月 |
1月は新年会も兼ねて6名参加。 昨年を振り返り、悪政批判。報道 の不甲斐なさに義憤。今年の抱負 にからめて例会運営に提案が出た。 前半は担当者によるワンテーマの 討論。後半は自由発言形式に。前 月にテーマと担当を決めておき、 各自も関連記事を事前に読んでお く約束に。早速担当の立候補もあ り、2月は「メディア支配」につい て語り合う予定。他の会では、ど んな工夫をしているのでしょうか。 誌上交流会などができると、互い に力をつけていけそうですね。 |
2月 |
発表者指名での2月例会。テーマ はメディア支配。19ページの資料 を用意してM氏が発表。緻密な調 査と明快な主張に一同納得。これ までの禁じ手を安倍政権は野蛮に 実行する。報道は政府の監視役だ ったのが逆転した。民主国家と呼 べない暴挙。論理無用の風潮をマ スコミが広げる。ご意見無用は暴 走族の捨て台詞だ。地道な論理の 積み重ねを大事にしていかねば。 3月のテーマは発達障害。くらし の泉連載に目を通してご参加を。 |
3月 |
3月例会は「発達障害」をテーマに スライド発表。どうして「障害」と 見なされるようになったのか、に ついて歴史と社会から考察。連載 の意図も考察対象に。他人を思い やる余裕のあるなしで、「障害」は 減ったり増えたりしそう。次回の テーマは「沖縄」。11/6の特集記事 を元にして議論します。3月末の 沖縄訪問団についても報告がある 予定。熱いぞ、沖縄。 |
4月 |
5月のテーマは「たいまつ」について。 むのたけじ氏の連載と、当人の生き 方を取り上げる予定。乞うご期待。 4月例会は「沖縄」でした。特集記事 にあった参考図書から数冊を読み込 んでM氏が発表。沖縄の人から見え る国や他県の国民を、想起させる内 容でした。国策としての沖縄差別の 実情を感じるべき。日米「同盟」と呼 ぶことに慣れてはいけない。他にも 道徳の時間特集、辺見本問題、IS対 策の欺瞞を暴く成澤コメントなどに メンバーから賛同の声がありました。 |
5月 |
5月例会は「たいまつ」連載のむの たけじ氏について、S氏が発表。新 聞が、戦意高揚の戦中と新生日本の 戦後とで、無批判に連続していたと 憤り辞職。身を焦がしつつ周りを照 らすたいまつに特別な思い入れが あったと紹介。その清冽な精神に皆 が敬服。腰砕け報道の現代に、硬骨 のジャーナリストよ出でよ。他には 身近な公的場面にもよくある憲法無 視の実態。問題視する声を挙げ続け る大事さを再確認。 |
6月 |
7月のテーマは再度「慰安婦問題」。 発表者の事情で、前回はTPP問題の 議論になりました。歴史認識を含め て戦争の暴力性に目を向けることに します。6月例会は、大御所2名の 欠席でちょっと寂しい5名でした。 TPPについての多面的な問題点指摘 があり、その後に議論。皆保険など の国内制度が脅かされる危険性や、 遺伝子組み換え食品の規制緩和、ISD 条項の欺瞞など不安は募る。そもそ も密室の交渉が不健全。日米の労働 者同士で反対行動の連帯を進めるべ しと結論。身近に起こった憲法無視 の行政対応も議論。国民の意思表示 が大事だと、一同で再確認。 |
7月 |
8月は参院選の結果と次にどう行動 するか、を話し合います。7/1号の 20p〜27pなどを読んでおいて、次の 一手を考えましょう。前回例会は戦 争の暴力性について慰安婦問題と共 に議論。S氏は用意した新聞切り抜 きなどを示しつつ、戦後の各時期で の慰安婦問題の扱い変化を解説。 「性奴隷はなかった」と言う勢力の 論拠は何か、との質問には、恥ずか しい日本を認めたくないという感情 だとの答え。事実を伝え続ける意義 を再確認。市管理の橋上駅の自由通 路が「自由」になっていないらしい。 ダンスの練習をする高校生らと一緒 に、これも考えていきましょう。 |
8月 |
9月は天皇制と憲法に関連した話題 で発表の予定。普段の生活に活かさ れているのだろうか。誰かに負担を 強いて成り立つ制度なら、それ自体 を考え直すべき。などの見えにくい 問題をあえて取り上げます。8月は 4名参加。参院選や都知事選の結果 について各自が意見発表。新防衛大 臣の資質についても問題視する意見。 世の中の雰囲気に流されるだけで、 自分で考えない国民づくりが進む。 政治は怖いものと若者に思わせるこ とで、政権は安泰。考える人を増や していくなら、世の中も変わってい くはず。地道に一歩一歩、と確認。 |
9月 |
10月はテーマが決められなかったのですが、 |
10月 |
11月は「ジャン=ジャック・ルソーと |
11月 |
12月は「米国大統領選の結果」について |
12月 |
1月例会は新しい年をどう見通すかを 考えます。後年の歴史書に、今の時代 がどう記録されるかというマクロの視 点が必要です。もしかすると、市民の 動きは公的記録に残らないかもしれま せん。口移しで記憶しておく必要があ ります▼12月例会は多岐にわたる話題 で、一年を振り返りました。政治への 諦めと目先の安定が内閣支持率を支え る構造、過剰な中立要求が若者から政 治性を奪う仕組み、多極的なアジア外 交の再検討、女子会憲法論議の軽みへ の違和、市民活動同士の間合いの難し さ等、悩ましくもだえた議論でした。 |
2015年の室蘭読者会報告
1月 |
1月例会は5名参加。各自の気に なる論点を披露。憲法の上にある 「取り決め」が現実を動かしている という見方について。憲法そのも のが、学校できちんと教えられて いない、という告発も。沖縄の報 道が少ない中、積極的な記事掲載 の誌面に期待。表現の自由と信仰 の尊重を対立構図で描く一般報道 に疑問。風刺やわいせつを行政が 当否判断すること自体に問題あり。 オウム裁判での無答責主張、従順 が当然の組織ばかりの日本で彼を 罪に問えるのであろうか。 |
2月 |
2月例会の参加は6名。ご近所の 皆さんは、お気軽にご参加を。表 現の自由は無制限か、が話題に。 主張の対立時に、許されるのは相 互の言論のみである。という意見 は、言論以外の暴力も権威や権力 も拒むとする。対する法規制など に託す意見は、ヘイトスピーチや 宗教の誹謗や脅迫の事例を出して 反論。実際の課題は、表現の中身 よりも力のある側のゴリ押し事態 だと了解。政権による差別なら許 される(沖縄辺野古やアパルトヘ イトな言説など)というのでは世 界に顔向けできない。歴史をふり 返る辺見連載などで、戦争傾斜の 現代を撃つ誌面づくりに期待集中。 |
3月 |
3月例会は6名。誌面の話題では、 3月6 |
4月 |
4月例会は7名。沖縄での政府へ |
5月 |
5月例会は7名。「安倍談話の前 に知りたい歴史問題」特集は、分 かりやい内容で好企画。湖南省虐 殺事件については、初めて知るこ とができた。今後の展開に注目し つつ、身近でも話題にしていかな ければ。低調な国会論議や没論理 な言論封殺に批判の意見多数。論 戦が民主主義を支えるのに、福島 みずほ氏の「戦争法案」などに生 理的に反応するだけ。立法府が国 権の最高機関として行政府の勝手 な対外約束を審議できなくてどう するのか。憲法の最高法規性を国 民が三権に向けて教えてやらなけ ればならない時代になっている。 |
6月 |
6月例会には新しい参加者。最近 の新聞テレビの報道を歯がゆく感 じていて、この雑誌、この読者会 に目が向いた、とのことでした。 知識を共有し行動も共にしていけ るように、学習していきたいです。 5月の沖縄闘争団の参加者から、 簡単に報告がありました。一般向 け報告会は7/3の予定です。記事 からは、「軍艦島」が世界遺産でい いのか、に対し、強制連行された 朝鮮人や中国人が酷使された事実 が隠されてしまうことへの危惧が 語られました。さらに、国内でも 女工哀史などの事実が近代化の美 名の陰に追いやられる問題に関心 が集まりました。安保法制や労働 法制での言葉の軽さに、多くの義 憤が語られました。憲法の存立危 機事態には、国民から政府への集 団的遵守命令権が必要ですね。 |
7月 |
遠路バイクを駆って参加のお客人 も含め、7月例会は8名。戦争法 案糾弾弁護士講演会と沖縄闘争団 報告会について冒頭に報告。西い ぶり地域で設立予定の反安倍法制 団体についての説明も。誌面にも あった百田発言や沖縄2紙弾圧に は、桜井良子発言にも類似のもの があったとの指摘。国民のために やるのが政治なのに、度量の狭さ が政権党に顕著。地方選出の議員 らに働きかける必要性を確認。で も、個人が特定されることでの不 安もある。誠実なるが故の躊躇も。 表紙裏の齋藤コラム、ファンから の熱心なお勧めもありました。 |
8月 |
8月例会は6名。誌面からの話題 |
9月 | 9月例会は6名。室蘭で300名を越す 集会は珍しい。8/30の戦争法案反対 デモは、地元紙も含め新聞各紙で扱 いが異なっていた。宗教団体では地方 指導者が戦争反対を表明しても、身近 なところでは論議にならないと報告が あった。また、信仰心から安保法案賛 成を唱える信者もいるとのこと。どのよ うに議論を始めるべきか。我が事、と 考える想像力が必要になるようだ。本 多氏の知床紀行記事から、道内だか ら行ってみたいとの感想。反安保法案 の陰で反原発が追いやられがち。でも 二つは関連しているとの指摘。秋に控 える各取り組み紹介は、目白押しでし た。 |
10月 |
10月例会は6名。マイナンバー制度 |
11月 |
11月の出張例会は10名。隣接の伊達市 |
12月 |
12月の参加は7名。野坂氏ご逝去に |
連絡先 murorankai◎naravan.net (◎をアットマークに置き換えて送信してください)
2014年の室蘭読者会報告
1月 2月 3月 4月 12月例会は6名の忘年会スタイル。
新年会を兼ねての集まりに7名が参加。
各自が関わる活動の報告と新年の抱負を
披露。関心が集まったのは、どうやって
秘密保護法に対抗するか、軍事化内閣を
抑えるかについて。今ここでできること
を行動に移さなければ、との思いを分か
ち合った。憲法9条の碑を市民有志で建
てて、それを市に寄贈する構想も話題に。
公務員に憲法順守を要求し続けること
も、国民の不断の努力義務だとの話も。
今、憲法で日本を守らなければ。
2月例会の参加は6名。参加者の一人が
前月開催した講演会で、講師が話した内
容が話題に。国連は集団的自衛権を認め
ているという説明で良いのか。国連とし
ての措置がとられるまでの限定的な意味
だったはず。安倍政権の憲法乗り越え姿
勢を阻もうとする市民同士で、こうした
議論が活発になり国際平和につながって
ほしい。会のメンバーが本誌投書欄に書
いた山本議員手紙事件の影響も話題に。
読者会のあり方として、内輪での議論に
満足せず、もっと市民に広める工夫や姿
勢が必要だとの意見も。情報操作や思想
統制につながるNHK経営陣の暴論に対し、
受信料支払い拒否が必要だ、との議論も。
今後の誌面づくりの中で、報道の意義確
認や抵抗の方法論がテーマになることに
期待。
NHKへの抗議文申し入れに際して同席取材
を局側が拒否した話題が論議に。メンバ
ーの一人が参加する団体が地元放送局に
会長と経営委員らの問題発言に抗議し辞
任罷免を求める内容だったが、その際の
新聞記者による取材を副局長が拒否した
とのこと。報道機関でもあるNHKが、報道
の現場に規制をかける矛盾にどんな論理
が成り立つのか。NHKのトップに問題が
あっても現場は頑張っている、という単
純な構図ではなさそうである。2/28号の
インタビュー、「解釈改憲」反対以外で
意見集約できるのでしょうか?の記事は、
このタイトル通りの内容が記事全体の3
割以下程度だったのが残念だったとの意
見。期待して読んだことで落胆も大きか
った由。大事なテーマなので、継続した
取材に期待大。河野談話など積み上げた
国際的な態度表明が崩されそう。積極的
な記事化を待つ声、多し。
前回話題になったNHKへの抗議文手渡し時
の新聞取材拒否についての経過報告。協会
本部宛に質問書を郵送し回答を求めた。返書
には、「放送局での視聴者との個別のやりとり
は原則非公開」とのみ。理由説明なし、大声で
脅した言動についての言及もなし。これでは、
受信料不払い増加も宜なるかな。4月例会に
は新参加者あり。このNHKの件について読者
会欄で読んで気にしていたとのこと。心強く頼
もしい感想。記事でも、NHKの大越キャスター
腰砕けが話題に。落合恵子氏が風速計に書い
た怒りの中に「国会議員の定数削減」とあった
が、それよりも政党助成金のいかがわしさに
「怒」という意見あり。佐藤優・成澤宗男両氏に
よるクリミヤ事情詳説は金曜日らしさの面目躍
如。出前講演会でもこんな話を聞きたいと呟き
あり。
5月
5月は8名の参加。3週連続の辺見庸と
佐高信両氏の対談に関心をもった人が多
く、しばし議論。辺見さんの、新聞テレ
ビを見ないという生活に、積極的な意味
があると思う、との感想も。差別特集で
「俺たちは在特会と違う」という差別者
内での差別化があるとのこと。人間関係
が切り刻まれていく方向性への危惧が語
られた。原発反対のチラシを受け取らな
い若者の振る舞いについて、定例デモの
主催者から落胆の声も。無力感や脱力感
を感じさせる風潮や政権運営だが、理非
を説き打倒への取り組みを続けていく大
事さを再確認。 6月
6月は5名。直前に開催された、福島の子どもの
集団疎開を求める訴訟団弁護士の講演会に参加し
たメンバーから報告。事実よりも、公式見解が
事態を一色に染め上げるような現実。子どもに
対する大人の責任を、どう考えるかが話された
と。声を上げる者への差別について議論。さらに
はハンセン病について、道内にあった隔離され
た村についての報告も。使い捨て労働の当然視は
大問題だ。集団的自衛権行使の下支えが、若者の
非正規労働なのかも。7月26日土曜日に室蘭読
者会主催で成澤宗男講演会を企画。参加者同士で
の議論にも期待。乞うご来場。
7月
7月の会は読者会主催で開催する
成澤宗男講演学習会の打ち合わせ
を前半にもった。開催日時は、7/
26(土)18:30〜20:30、中小企業セ
ンター。日本政府の迷走を世界は
どう見ているのか、詳しく知って
対策を考えたい。集団的自衛権の
行使容認を閣議決定したことで、
室蘭港に誘致しようとする自衛隊
の輸送関連施設は、他国からすれ
ば攻撃目標になるのでは。輸送施
設だから攻撃対象から外してくれ
る優しい敵国を想定できるのか。
平和憲法によって地域が守られて
いることを、参加者で再確認。国
民の恐怖をあおり、軍事化を進め
る政府のやり方はおかしい。 8月
7月末に開催した成澤宗男講演学
習会には、50名を越す参加者が
あり、盛会となりました。当日の
講演内容や質問などを、これから
の活動に活かしていきます。ご参
加、お待ちしております。
9月
9月例会は5名。防災訓練などに
米軍参加で、軍隊を身近に感じさ
せる魂胆かと議論。地元の港への
自衛隊施設誘致の動きもあるので、
自分たちの問題である。北海道電
力再値上げの説明会は、高飛車な
態度。原発稼働で値上げ回避だと。
人びとの暮らしから発想する政治
経済であってほしい。
10月
10月例会は9名。新しい人も昔からの人も、
人数が増えると話題も広がり一層闊達に。
市内の銭湯への市の助成について。年配者
にとっては交流の場でもある銭湯がどんどん
消えてゆきそうで切ない。PCB処理施設と放
射性残土処理の関係に疑問の声。ある教育
委員が再選されなかったことへの疑問。など
の地元の話題に関心が向いた。誌面からは、
朝日新聞叩きをする側の愚劣さに抗議の声。
政府の教育いじりが、英語一辺倒と大学統制
になっていることにも抗議。声を上げ続けて行
かなくては。
市内のPCB処理施設に赴き、福島の放射性
残土処理もこの地でするのか、と質問。応対
した担当課長は、それは無いと断言。この事
は、記録して記憶しておくべきだ。
11月
11月例会は6名。海外の話題で
ボリビアのモラレス大統領3選の
報道や独自の検査結果を市民向け
に発表し続けるドイツの財団など
の紹介は、米国主導の経済に対抗
する内容なので情報自体に価値が
あるとの意見が出た。教育では、
道徳は大事なものだから、ぐらい
の受け止め方で現政権の復古的な
施策が支持される雰囲気に危惧の
念が語られた。北海道の大学に対
する学問や言論への攻撃には、負
けてはいられない、何か行動をと
の提案もあった。地元では認知症
を地域で、という在宅型施設など
が言われるが、そんな力が地域に
残っていない現状が語られた。足
元をしっかり見て立たなければ。
12月
総選挙結果をどう受け止めるかの
議論では、現政権に対抗するには、
野党の候補統一が必要だとの意見
あり。選挙制度の不備や、そもそ
も何の変化も生まないこの時期の
選挙は無意味との議論も。わいせ
つも芸術も国家が許可する制度に
疑問あり。とはいえ、見たくない
物見せたくない物はある、との思
いも語られた。地元の味の室蘭や
きとりは豚肉。焼き鳥と表記しな
いのは誠実さの表れか。良い年に
期待しての望年会でした。
2013年の室蘭読者会報告
1月 |
1月例会は7名参加。冷え込みの厳しい中 |
2月 |
2月例会は7名の参加。誌面からの話題の |
3月 |
3月例会は6名。人の入れ替わりで、しば |
4月 |
4月には9名参加。二桁達成も目前で期待 |
5月 | 5月例会は8名。最初に地域の動きで話題 |
6月 | 6月例会はいつもの半分の人数。話題は、 |
7月 | 6月例会は5名の参加。エジプトのデモ、 |
8月 | 8月例会は6名。参院選後初の顔合わせな |
9月 | 9月例会は地域で気になった動きの情報交 換から。室蘭港に自衛艦寄港が毎年のよう に。歓迎一色を演出する行政や経済界だが、 軍港化への布石なのだろうか。鉄鋼の街で 一時帰休が延長に。その理由が原発需要の 低迷。だから再稼働が必要だと脅している のかも。選挙に機械読み取りが導入された。 四国では集計数0もあったというから不信 感は募る。シリア軍事介入の抗議活動に参 加した人からは、市民の反応があったと報 告。記事内容では、敗戦特集はさすがに金 曜日らしく充実していたの声。憲法寄席が 興味深いとの感想あり。日の丸への拝礼強 制が、学校だけでなく社会福祉の大会でも あったとの報告。地方行政が率先して主権 者を跪かせるのは何の為か、としばし議論 になった。 |
10月 | 10/4号の大藤氏による「ちゃん」付け論に ついて議論。敬して遠ざける感覚のうちで、 疎ましく思うという本意よりも尊敬のふり をする前段が、周囲には外見だけから受け 止められるのでは、との老婆心。相手の軽 薄さに合わせて自分も軽薄になる必要もな いだろうとか。敗戦後の若松市海岸に流れ 着いたという多くの朝鮮人溺死体について 書く北村氏コラム。強制労働で多くの中国 人を死なせた過去をもつ我が地元の歴史に も通じる。慰霊祭は開催されているが、そ れが形骸化していないかと問題提起。加害 の歴史は教科書問題などでも見えないよう に押し込められている現実には、声を上げ 続けていく必要がある。復興支援ソングな どが振りまくイメージも、真実を覆い隠す ようで問題だという意見も。 |
11月 | 11月は5名。地域で活動する憲法を守るネット ワークが主催した鎌田慧講演会の話題から。 聴衆の関心は高いので、取材現場で知った 事実をたくさん聞きたかったと要望が出た。 地元の話題では、全道規模の組合大会が 市内で開催されたが、粉砕を叫ぶ街宣車が 集結していたのが中心街にある神社の駐 車場だったとのこと。間近に見た人の違和感 を共有すべきとの意見。山本議員の手紙手渡 しも話題に。政治を論理で語り合う回路が、閉 塞している証拠では、と議論。誌面からは、小 泉原発ゼロ発言の真意とか、秘密保護法へ の警鐘などが議論に。外交での「対決」姿勢よ りも、「対話」が必要なのだと納得。このままで は「日本を取り尽くす」結果になりそうで怖い。 |
12月 |
2012年の室蘭読者会報告
1月 |
1月例会は現在のフルメンバー8名総出の |
2月 |
2月例会は6名。もっと増えてほしいので |
3月 |
雛祭りの日の例会は5名。ちょっと寂しい。 |
4月 |
4月例会は8名参加で盛況でした。ハシズ |
5月 | 5月例会は6名参加。どうぞお気軽にご参 |
6月 | 6月例会は5名。少数精鋭で意見交流は活 |
7月 | 新顔さんの参加もあり7月例会は8名。新 |
8月 | 8月例会は6名で議論百出。最初に、官邸 |
9月 | 9月例会は新参加もあって7名。日本は変 る政治なのではないだろうか。 |
10月 | 10月例会は5名で集中した話し合いになっ |
11月 | 11月例会は5名。首相官邸前デモや歴史講 |
12月 | 12月例会は忘年会も兼ねての拡大版で8名 |
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